関西CX 第2戦 資生堂 富田林石川 C4A 2位入賞
こんにちは。
体調悪い芸人です。
関西シクロクロス、大阪です。
大阪行ってきました。
シクロクロスクロスデビュー戦です。
先週日曜の平田クリテ当日早朝に目眩と嘔吐でまたもDNSとなり完全に病弱キャラが定着しつつありますが、今回はしっかり体調整えました。
その日曜と翌日月曜は頭痛と微熱で丸一日実家で寝込み、翌日火曜はとりあえず普通に出勤しましたが大事をとってゴブレットスクワットだけにして、水曜にようやく練習復帰。
平田前日も軽くシクロクロス乗っただけだったので実に丸4日心拍上げなかった事になるけれど、
水曜ローラー回して心拍を上げ、
木曜またレストを挟み、
金曜に全開でローラー回してそこそこ調子良いワット数が出たので、
前日の土曜に軽くシクロクロスのテクニック練をしてレース当日を迎えた。
体調崩した後のコンディションの戻し方が小慣れてきてしまっている…←
という事で仕上がりは85点くらいあげちゃうって感じのそこそこな良さ。
1週間前のゲロ吐いて寝込んでた自分はもう影も形も無いぜ。
〜レース当日〜
7時前に会場に着き、着替える。
一応長指グローブとかニーウォーマーとか一通り防寒装備も持って行ってたけどそこそこ暖かったので夏装備で。
試走を終えて、ほぼ芝と聞いていたから空気圧少し高めか?と思ったけど思ったより砂のとこ多くて滑るのでタイヤ空気圧を少し落とした。
ここでタイヤのメモを残しておく。
IRC SERAC CX TUBELESS X-Guard
F:1.8bar R:1.9bar
正直自分に合ったタイヤの丁度良い空気圧はまだ全然分からないからこうしてデータを蓄えて見つけていきたい。
この辺もシクロクロスの奥深さと聞くし。
さあレース本番。
自分のナンバーは49。
デビュー戦なので当然ほぼ最後尾。
(MTB参戦の人たちが少し後ろに固められてたくらい)
コースは序盤がコーナーが比較的少なくて道幅も広めな、踏めば抜けそうなやや高速域区間で、後半は嫌というほどコーナーが続く区間。1箇所だけ長いストレートが後半にあるけど。
そんな感じなのでコーナー多い区間にスタート直後の大勢で入れば詰まるに決まってるので序盤でなるべく多くの敵をパスしておきたい、と企てる。
悪魔の微笑み。
レーススタート。
早速ここが頑張りどころ。
空いたスペース、空きそうなスペースをスルスルと全開で抜けていく。
第1コーナーの時点で多分25位くらいに浮上。
もっと抜きたかったけど短いストレートじゃこれくらいかーという感じ。
その後は淡々とコーナー立ち上がりでモリモリ踏んで1人ずつ地道に抜いていく。
グッと登るところが数カ所あったけど、1周目は全部降りて脚で登った。
人も密集して詰まるし前の人がコケたりするからこっちの方が確実で速かった。
1周完了時で20位切るくらいだったかな?
その時点でレースは30分に近くなるよう周回数がレース中に決定されるはずだから4周になるだろうと読めた。
冷静だったけど心拍が冷静じゃなかった。
後から見たら心拍が28分の平均で184だった。
ずっとレッドゾーン。
そりゃキツイわ。シクロクロス恐るべし。
2周目突入するも先頭が見える気がしない。
最初のスタートダッシュでやはりかなり差をつけられたらしい。
タレない程度に速いペースで踏み続ける。
2周目以降は登りも基本乗ったままクリアした。
1ヶ所だけ下ってUターンからの登りのところは試走では登れたけど疲れた状態だとへたっぴな僕には足付きのリスクがあると思ったので降りて登った。
これは試走終えた時点で決めていた事。
今回は遅くても良いからとにかくミスせずに行こうと決めていた。
結果から言えばコーナーも下手なりに余裕を持ってクリアして行ったので1度もコケずにレースを終えられた。
その後も淡々と立ち上がりで踏んで1人ずつパス。
2019.11.10 関西CX 第2戦 富田林 C4A - YouTube
その様子は自分の後ろにいつのまにか食らいついていた日比君の動画に。
(無断でリンク貼っちゃうスタイル。許せ。)
そんな調子で最終の4周目突入時にようやく5番手前後くらいだったっけな。諦めないゾ。
モリモリ踏み続けてさらに抜いて最終周中盤でやっと3位に浮上。
ここまで来たら当然優勝狙う。
サクッと2位の選手も抜いて…と思ったけど流石に簡単には抜かせてくれない。
そら表彰台圏内だからね。
それにコーナーは自分の方が下手くそ。
だったらパワーの暴力だ。
後半の長いバックストレートで全開で踏んでコーナー一歩手前でなんとか抜く。
からのハードブレーキング。
しっかり減速して曲がれた。
ディスクブレーキ じゃなかったらヤバかったぜ…。
そして全開で立ち上がり。
完全に3位になった選手を千切った。
残るは1人。結構先行していた。
もうコースも残り少ないし。必死に出し惜しみせずに踏む。
辛うじて最終コーナーで2車体分くらいの差まで縮めた。
スプリント勝負になった。
スプリントなら得意分野…
と言いたいところだったけど流石に脚が限界寸前な上、ボコボコの芝生の上では瞬間的な最大パワーに長けていてもトラクションが効かないから7割くらいしか出せない。
ストレートでなんとか差を埋めて並んで、
ゴールでハンドルを投げたけれど5cmほど及ばず。
2位。
関西シクロクロス限定?な2位のシルバーワッペンをもらいました。
悔しいけれど初戦で最後尾スタートにしては上出来だということにしよう。
それにロードとは違う、完全に出し切って清々しく燃え尽きたような充実感があった。
なんてキツ楽しいスポーツなんだシクロクロスというやつは。
冬の楽しみを見つけてしまったようだ。
優勝は逃したものの、2位でC3に昇格なので次の東海シクロクロス第1戦はいきなりC3スタート。幸先いいね。
C3の選手の方はよろしくお願いします。
最後にヘルメットのインプレを。
今回初のシクロクロスのレースという事で、ロードのレースと違って常に高い心拍数を打ち続けた事で秋だというのに汗が止まらないほどに体が熱くなっていたのですが、TRENTAの高い通気性のおかげでシクロクロスの低い速度域での使用環境でもオーバーヒートする事なく頭に熱を籠らせずに冷静にペースを刻み最後までタレずに走り切る事が出来ました。
本当にいいヘルメットです。
METはいいぞ。
以上。レースレポでした。
ありがとうございました。