業務用電子レンジブログ

将来の夢は業務用電子レンジです。

東海CX 第3,4,5戦 WNP・愛知牧場2days

なんだか時間にゆとりのない生活を送っていてレポートを書けてなかったので簡単にまとめて。

今回はレースレポというよりコンディション調整、日頃のケアを見直してみたのでそれについてまとめておきたいと思い書いときました。

 

前置きとしてまず年末のWNP。

第1戦の平田でメカトラに苦しみながらも代車で辛うじて完走して得たポイントと第2戦の新城で上位に食い込み得たポイントによりやっとのことでC3最前列スタート。

f:id:kamateeee:20200116000647j:image

f:id:kamateeee:20200116001019j:image

うまくスタートダッシュを決めて2番手につける。

しかしここでアクシデント。

 

脚が完全に固まって動かなくなってしまった。

 

まだスタートしてたったの3分程度。

意味がわからない。

確かにスタートダッシュから砂区間も踏み倒して脚は使ったが普段ならこんな早く脚が終わる事はあり得ない。

f:id:kamateeee:20200116001441j:image

f:id:kamateeee:20200116001720j:image
f:id:kamateeee:20200116001716j:image

結局その後は固まった脚の所為で試走なら乗車クリアできたような砂区間も踏めずに降りたりし、ずるずると順位を下げ、終わってみれば31位。

 

どうしてこうなってしまったのか。

f:id:kamateeee:20200119135037j:image

思い返してみると11月末の寒くなったあたりから、暖房は入るものの足元の底冷えが厳しい職場の環境が原因で脚のむくみが酷くなっていた。

しかし最初はただの疲労だと思って特に対策を講じることもせずにいて、結局後から確信した事だがWNPは脚がむくみにむくんだ状態で参戦してしまっていたらしい。

というのも、その後の練習での経験則として、仕事後に脚がむくんだ状態で踏むとすぐにWNPでの脚が固まる現象が同様に起きたので確信できた。

 

さらに悪かったのは、以前から自分は朝試走だけしとけばそこまで直前にアップをしなくてもレースで走れるタイプの人間だったのでアップなしでそのままスタートしていた。せめてアップをして筋肉をほぐし血を巡らせていれば根本的な解決にはならないけど脚が固まるのは回避出来ていたかもしれない。

 

ここから僕のむくみとの格闘の日々が始まったのでした。

そもそもむくみがこんなに辛いものとは思わなかった。

f:id:kamateeee:20200117001250j:image

写真は仕事後の靴下をめくった脚。

半端じゃないくらい靴下の痕がくっきり。

仕事が終わる頃にはいつも脚はパンパンになり、本当に練習後のように脚が重く、疲労感に満ちた感覚になる。というかむくみが酷く脚が重い日は練習を始める事すら出来なかったので実質的に疲労そのものでした。

ネットで調べると一日中座りっぱなしだとこうなりやすいらしい。女性が←

 

なんでこんな体質になってしまったのか分からないがこのままではまともに練習も出来ないのでまずいという事で、むくみ解消・疲労回復促進を狙ってとった対策は

 

・食事の見直し(栄養バランスの改善)

・普段のプロテインに加えてグルタミン、HMBの摂取(疲労回復の更なる促進)

・仕事で足を冷やさない対策(タイツ、ヒートソックスの使用)

・仕事中も着圧ソックスを履き続けて脚の下部に血が溜まるのを防ぐ

・座っている時も脚を伸ばしたり曲げたり姿勢を変えたりしてなるべく血を巡らせる

・練習前、就寝前にオイル使ってマッサージ。寝てる間も当然着圧ソックス(これは以前から)

・風呂でしっかり体を温める

・レース前はイナーメオイルのvery hotであたためる

 

など。

f:id:kamateeee:20200117002420j:image

f:id:kamateeee:20200119185814j:image

とにかく地味に出費がかさんだが思いつく限りで解決の可能性がある事はなんでもやった。

 

その結果、完全にむくみゼロとはならなかったが、対策を取る前に比べれば仕事終わりのむくみ具合はある程度軽減された。

 

おかげで仕事後に練習出来ないというほどではなくなり普通に練習をこなす事は出来るようになった。

 

そんな感じで愛知牧場1日目。

当日朝試走してびっくり。こんなにアップダウン激しくて泥区間もあるハードなコースなのかと。ただどうしようもないドロドロ具合でなく、若干固まり気味なので轍を少しでも外すと前転なりなんなりで吹っ飛びそうな感じ。

実際吹っ飛ぶ人が結構いた。

 

1日目はこれまで通りC3。

今回は念入りにレース前の準備をする。

レースのアップ前にしっかりvery hot塗りたくりがてら脚をマッサージ。筋肉をほぐし、血の巡りを促す。特にやり方調べてやった訳じゃないから合ってるのかとか効果あるのかとか知らんけど自分の納得いくように。

そして15分ほどしっかりアップ。初めは緩めからの体感280w程度まで回し、刺激入れに数秒体感400wくらいでふんっと踏んだり(シクロクロスバイクにパワメついてないから知らん)。

アップは人それぞれだろうけどとりあえずそのくらいが自分にとって体が温まり脚も軽く回る感じがした。

 

その辺でアップを終えて、いつも通りポカリとbcaaのドリンクをがぶ飲みしてスタートラインへ。本当は少しずつ水分摂っていきたいんだけど冬場寒すぎてすぐトイレ行きたくなっちゃうもんであえて直前にがぶ飲みスタイルにしている。平田CXの時とかスタートライン並んでトイレ行きたくなってそのままスタートして最悪だった。

 

あと、タイヤはserac cx tubeless x-guardで空気圧は高めの両輪1.9barくらい。

バイクが(ノシ 'ω')ノシ バンバン跳ねるとこあるし、硬くて深い轍入れるのミスった時とかにタイヤ外れると嫌なので。

正直まだ素人で空気圧0.1bar単位で変えてもよーわからんのでそれならリスク回避でしょってスタイル。

 

今回のスタートも最前列。トップとまでは行かなくていいから確実にスタートダッシュを決めて上位5番以内のスタートをなるべく脚を温存してキメておきたい。スタート後の登りの後しばらくはコースが狭く抜ける区間が少ないのでスタートをしくじるとヘアピンや泥区間で渋滞が起こる事が容易に想像出来る。

あと、スタート位置はある程度選べたので右側に並んだ。最初が右コーナーなのもあるけど右半分の方がスタート直後の区間がコンクリート区間が長く、左側の方が砂利区間が早く始まっているのを試走で見逃さなかった。

 

レーススタート。

クリートキャッチも完璧に決まり、さほどもがく事なく体感400w程度のシッティングで登りの砂利区間をホイールを無駄に空転させないように着実にやり過ごし、シレッと2位につける。

カッ飛んで行った1位のスーパー中学生がコースをミスし、ワイ将1位へ浮上(しばらくしたらまたカッ飛んできて抜かれたけど)。

で、スーパー中学生はそのままマリオカートのキラーの様なペースを保ったまま前方へ消えていった。追えなくもなかったけど確実について行ったらすぐ脚終わるやつだと察したのでスルーした。確実な昇格を狙う。


f:id:kamateeee:20200119145624j:image

f:id:kamateeee:20200119161356j:image

途中で計3周と確認。

その後は淡々と先頭スタートを切った利点を活かし、ミスなく・無理のない安定した一定ペースを刻み、数人に抜かれたものの、落ち着いた3人パックを形成し、落ち過ぎず上げすぎないキツイペースをキープし(この3人パックまでが昇格確定していた)、その3人パックの中では最後競り負けたものの、なんとか5位でフィニッシュ。

 

無事C2へ昇格。

f:id:kamateeee:20200119152138j:image

文面を見ると余裕そうだけど全くそんな事はなかった。

1つ後ろはほんの10秒差だったし、その1つ後ろにはこの前のWNPからシクロクロス参戦して一発昇格決めてきたircの吉岡選手も迫っていた。

1ミスでもしてたら昇格はまずなさそうだったので本当にミスの無い確実な走りが出来て良かった。

深い轍にも正確にタイヤを入れれたし、逆バンクのコーナーもコケる事なくこなせたし、通称洗濯板とかいうメカトラ・落車続出のバンピー過ぎる下り区間もチェーンを落としたりせずこなせた。ここは本当に平田でチェーン落ちて萎えた勢いでRDをGRXに換装しておいて良かったと思う。スタビライザー無しだったら高確率でチェーン落ちしてたと思う。

 

そして終わってから気付いたがむくみのせいで脚が固まる事件は起きていなかった。

平日にむくみと戦いながらの練習だったので仕上がりは完璧では無く、年末年始のデブ活でデ部に入部してしまっていたが、レース当日に持っている力を出し切る事が出来た。

 

第一戦 平田:チェーン落ち

第二戦 新城:どうも脚が重く不調

第三戦 WNP:脚固まり死亡

 

と散々な結果で来ていたので、レースでパフォーマンスを引き出す方法が少し分かった、それだけで自分にとって収穫のあるレースだった。

 

その日は残りのレースも観戦して帰りたい気持ちもあったがday2が控えていたので退散。

 

帰って普段通りのプロテイン類の補給、食事、ドロドロになったバイクの洗車、脚のケアをして、寝た。

 

Day2のC2は午後なので試走もお昼のだけでいいかということでゆっくり寝れた。

 

起きてびっくりだが脚の疲労はほぼゼロだった。たとえ30分だけとは言え超高強度でレース後はヘロヘロになるほど1日目追い込んだのに。

どうやら脚のむくみ対策の副産物で、疲労をオーバーキルするメソッドと回復力を身につけてしまったのかもしれない←(んなアホな)

 

しかし事実は事実。今後もそんな感じの方針でケアするので正解なんだなと分かった。

 

2日目C2。

アップ等は前日同様。割愛。

ゼッケンは70番。71人中70番()

昇格直後だしそりゃそうだ。

f:id:kamateeee:20200119153902j:image

アイウェアつけてないのはC2の時間帯が遅いのに加えて曇ってて意外と暗くて持ってきてたprizm snowではちょっと視界が暗過ぎたので。

次からクリアレンズでいいかも。

 

よっこらせ。焦っても仕方ないし逆に余裕のスタート()

 

けど、案外最初のスタートダッシュで抜けた。

多分20人以上抜いた。

f:id:kamateeee:20200119154225j:image

後から頂いた写真を見るとシレッと最初の右コーナー抜けた時点でこの位置にいた。

けどまだ先頭は遠い。

先頭がはるか先のコーナーを折り返してるのが見えるたび萎える←

とてもじゃないけど自分のフィジカルで今日勝負するのは無理だと分かっていたので「なるべく上位でゴールして次戦に繋げる」という目標に焦点を。

 

内容は特に面白い事はしてない。

前転とかメカトラとか期待に応えられず申し訳ねえ←

途中で周回数は5周と決まった。

えぇ…()

予想出来てたけどモーモー坂5回はマジ勘弁だった。

f:id:kamateeee:20200119155754j:image
f:id:kamateeee:20200119155759j:image
f:id:kamateeee:20200119155751j:image

淡々とミスの無い走りで順位を着実に上げ、ビールとどて煮持ったクソ監督とその愉快な仲間たちのガヤで元気をもらいつつ、24位でフィニッシュ。

 

1つC2上がった事での気付きとして、レース時間が30分から40分に延びた事で30分で誤魔化しが効いた事がそうは行かなくなっていた。

主には腰だ。登りとかでシッティングで結構腰を酷使しててもC3までは耐えられたけどC2ではダンシングを織り混ぜて使っていかないと腰が保たない。オフロードでの登りのダンシングはうまく回さないとトルクのムラのせいでトラクションのかかりが悪く効率悪い感じがして使いたくなかったんだけど、そうも言ってられないと思いましたまる←

 

キツかった。本当に。

翌朝無事全身バキバキになった。

 

しかしとても楽しかった。

各位、運営・応援・写真をありがとうございました🙇🏻‍♂️

 

次戦は大野極楽寺。マッドコンディションの予感だがどうなる事やら()

 

とてつもなく長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ではまた👋