業務用電子レンジブログ

将来の夢は業務用電子レンジです。

10/7 モリコロ(中略)60分ソロ

モリコロパークサイクルフェスティバル

60分エンデューロソロに出場してきました。

結果は3位入賞でした。(エントリー数369名)

 

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先に感想的な事を言っておくと、このレースには万全の体制で挑んだつもりでした。自信を持って「しっかり練習した」と言えるくらいには練習して、コンディションも整えました。本番も調子は良く、力を出し切る事が出来ました。しかしそれでも届きませんでした。

死ぬほど悔しかったです。でも結果には納得しています。あそこをこうしていれば…とか、もっとあれを…とかそういう後悔は無かったので。シンプルに力で負けたのでこれが今の実力なんだろうなと。

むしろ苦手なアップダウンのステージでのエンデューロにしてはよく奮闘したのではないかと思います。

 

また、収穫もありました。今まで出場したエンデューロのレース、やや長めのクリテなどでことごとく脚攣り芸人と成り果てて来た自分ですが、今回なんと脚を攣らなかったんですよ。あの鬼強度1時間に耐えたんですよ。普段なら確実に脚を攣っていたところでした。でもこれはたまたまでは無いはずです。攣るときは攣る理由が合って攣る。それは対処出来る問題かもしれないしそうでないかもしれないですが。

そこで自分も馬鹿じゃないので今まで色々試行錯誤してきました。その結果、今回の試みが上手くいったというところです。それも後ほど書きます。

 

 

いつも通りレース前のちょっとした調整のメモを書き残しておきます。ほぼ自分用なので読み飛ばしていただいても構いません。

今回はいつもよりも少しだけオーバーワーク気味で、レース5日前に通学前の日課ふんふん練、4日前に某水曜の高強度練をして3日前に某公園で若干緩めの練習、2日前にまたふんふん練(tss130程度)をしてtsb-17.7まで落とし、前日フルレストで当日tsb-6.4まで回復させた感じ。レース当日特に脚のだるさは無く、キッチリ疲労は抜けてました。これくらいが一番レース当日調子上がるんかなーという気がしてきました最近。

 

そして今回の脚攣り対策は、レース前日就寝前と、レース直前の2回の2run服用。これでドリンクをポカリにするだけではツールド新城でバッチリ脚を攣りましたので、今回は普段と変えてみました。実はこのレースでの投入を考えて一週前にローラーでのドリンクでいろいろ試してみたりしてました。

前置きが長くなりましたが結局今回使ったのは「ポカリ+電解質パウダー+BCAA」です。

BCAAは直接脚攣り対策に関係ないかもしれませんが、レース中のパフォーマンス低下対策と、ドリンクの味を調えるために使いました。

というのも電解質パウダーが厄介者で、なんと言っても不味い。みんな不味いって言う。だから僕も避けて今まで使ってませんでしたが、脚攣りに効果はあるとの噂も聞いてましたので今回は藁にもすがる思いで投入してみました。ポカリはいつも通りの量を入れると流石に濃くなりすぎるので薄めに作りました。そしてBCAAはマイプロのビターレモンフレーバー。これがなかなかイケます。水で溶かすだけでもスッキリ飲めるおいしさです(ジュースほどではないが)

最終的に出来上がったのはアクエリアスビタミンガードの出来損ないみたいな味のドリンク。僕は普通においしいと思います。(ちなみに僕の味覚は鈴鹿でみんなもらった粉飴ジェルを美味しくはないが不味くもない、まぁ飲みやすいと評価する味覚です。参考までに)

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結果的にはこれで脚を攣らなかったので電解質パウダーは効果ありだなと。レース中調子も良かった(気がする)しBCAAもありだなと。今後も惜しみなくこういうところには金を使って行こうと思います←

これでまた脚攣るようならさらにまた対策練ります()

 

 

そしてレース準備の話はまだ終わりませんよ←

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なんと言っても参加人数が多いこのレース。

レースは出走前の位置取りで決まると言っても過言ではありません。なのでアホらしいと思うかもしれませんが、僕はステムに受付時間、試走時間、レースの時間をメモして貼っておきました。もちろんこれだけじゃ無く、昨年までのリザルトから予想されるペース、周回数、そして有力選手のゼッケンナンバーを貼っておきました。(と言っても何度かレースで見たことある方しか分からなかったので、ジャージもバイクも知ってましたがそれらを変えられてしまうと分からないので念のため。)

結局マークしてたpitのIさんはマークしてても止められなかったんですけどね←

 

で、レース当日、予定通りサクッと受付開始直後に受付を済ませ、アップを兼ねて1周だけ試走してすぐにレース前の待機列に並びました。予定通りと言っても少し準備に手惑い、数分遅れてしまったので並んだのは30番目くらい。まぁなんとかなるわという範囲内。よしとしよう。(多分試走も無しで並んだ選手もいたと思われ。実際90分の方では試走なしで並ぶのが主流になってました。)

試走した感じ、夜に雨が降ったので乾ききらず8割ハーフウェット。滑りやすいので落車に気を付けねば、と。(自分の落車だけでなく他人の落車も含め)

 

で、ようやくレースレポです。

と言っても内容は薄いです。

だって展開は99%招待選手のダミアン選手、中根選手の鬼引きでコントロールされていたので()

 

はい、レーススタート。(唐突)

30位くらいでスタートだったのでサクッと安全に順位を10位以内のところまで上げる。下りはハーフウェットだった事もあったのかダミアン選手はコーナーはそこまで攻めてなかったように思う。引きも下りなので普通に回してるだけでついていけた。

 

しかし問題は登りセクション。ありえんしんどい。登りの間ずっと350〜400wくらいだった気がする。前の選手のスリップストリームに入っているにも関わらず←

 

まぁこのペースは最初だけやろ…と思っていたら結果的には最終周まで変わりませんでした()

恐るべしダミアン。(途中から中根選手も合流)

最終周では先頭グループは8人?ほどに絞られてました。いきなり最終周の話に飛んじゃいましたけど本当に特に展開は無かったんです。引きが速すぎてアタックとかやってる場合じゃ無かったんです。

強いて言えば、登りで耐えて耐えて、下りで脚を休めての繰り返しでした。 

で、最終周(9周目。これも例年通り。ペースもステムに貼っておいたので9周目に入る事は途中から確信していた。)

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(レース中のガーミンの画面。ラップタイムと残り時間は気にしてた。)

最終周の下り終わりまで招待選手が引き、登り口で中根選手が「スプリントする時は周りに気を付けてくださいねー!」と先頭グループ全員に声をかけてグループの後ろに下がる。

この時正直もう自分の脚は売り切れだった。

 

前から4番目の位置にいました。スガキヤコーナーあたりで前2人がアタック。3番手がやや遅れる。自分も遅れる。しかしもう余力がなくて追えなかった。

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(その時の写真。横に中根選手。脚が終わってるからかやたら上体が起きてる自分…だせぇ…)

3番手の選手も必死にラストスパート。正直抜くどころか風除け入ってついていくので精一杯。このままでは入賞圏外。3番手の方のスピードが僅かに緩んだタイミングで飛び出して最後のもがき。もはやスプリントにもならない。完全に脚が終わってる。

前に1,2位の選手が見えるが追いつかない距離。なんとか3位キープしてゴールしたい。

そう思ってると横から中根選手が上がってきた。僕の方をチラチラ見てスプリントっぽい体勢に入る。これは後ろにつけって事ですかああああ!!??(勝手に解釈)

中根選手にアシストされてゴールとか夢のようだった。終わってる脚を使い切って中根選手の後ろにつくも、ゴール寸前で後ろに発射されました←

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で、なんとかこのままゴール。3位。おわり。

ドリンクは一本キッチリ使い切りました。脚攣り対策でこまめに水分補給するのを忘れないよう意識していました。これが結構大切だったのかなと。

 

余談ですが、やたらとしんどかった原因は、本当にペースが速かったからかもしれませんが、僕の後輪がスローパンクしていたからかもしれません。レース後確認したら3barほどまで空気圧が落ちてプニプニになってました()

なんでよりによってレースで…チューブレスにしてからガラス片踏んでパンクした事はあったけどスロパンは初めてだった…。

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バルブコアか…リムテープか…?シーラントが吹き出した跡は無かった。理由は分からなかったが、全力出し切って清々しい気持ちになっていたのになんか…えぇ…って気分になってしまった。でも逆に完走できて良かったと考えることにした。むしろ入賞じゃん。クリンチャーだったら即走行不能になっていたかもしれない。落車していたかもしれない。

運も実力の内という事にして受け入れるしかないなーって思ったチューブレスはいいぞおじさんなのであった。

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その後の打ち上げで疲労によって盛大に酔い、見事二日酔い侍デビューを果たし、だるさと戦いながら書いたレースレポはまただらだらと長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。